公式設定には無い『BLUE SOUVVENIR』独自の用語や世界観、解釈の解説です。
性質上、公式の『バトルストーリー』を下敷きにしているので、
それを熟知している方向けの内容となっています。



◆西方大陸(エウロペ大陸)
  • ZAC2099年、ガイロス帝国とヘリック共和国による武力衝突の舞台となった大陸。
    北、西、南の3大陸に大別され、主戦場となったのは北大陸。
    大戦後、放棄された野良ゾイドによる被害が社会問題化している。
    大戦以前は大きな統一国家を持たず、大小の都市国家や居住コロニー群の間で交易を行っていたため、侵攻してきた帝国、共和国軍を迎え撃つ力を持たなかった。
    戦後はこれを教訓とし、2105年現在ではコロニー同士の合併が進み、戦時中の技術流入も相まって経済、技術面で著しい発展を遂げ始めている。
    一方で、戦時中に帝国派、共和国派に二分されたコロニー間での軋轢は今なお残り、水面下での小規模な紛争や政治的相違、対立は解決の様相を見出せないでいる。

◆ガーディアンギルド
  • 概要
    西方大陸戦争の終結後、戦場跡地に大量に発生した野良ゾイドに対処するために設立された組織。
    野良ゾイドという共通の敵を作ることで、コロニー群統一を推進する狙いもあるとされている。
    設立資金はエウロペ各地の有力な都市国家やコロニー群の共同出資で賄われ、これに同調する企業や団体からの援助を受けた上で
    運営維持がなされている。
    活動としては、帝国、共和国軍から借りつけた戦闘用ゾイドを用いて、野良ゾイドを捕獲。これを軍に返還することで報酬を得る。
    これによって帝国、共和国にとっては莫大な人員とコストをかけることなく、貸し付け用ゾイドと報酬を用意するだけで回収しきれなかった自軍のゾイドを回収できる便利屋として、現地の住民にとっては新たな稼ぎ口として認知されていった。
    北大陸を中心にエウロペ全土に渡って活動拠点となる基地を持ち、北大陸西部のギンギアナムに統合本部が存在する。
    各基地に配属されるゾイド乗り『ヴァンガード』は自らの哨戒や住民からの通報によって確認した野良ゾイドを迅速に回収し、統合本部へと送る。
    野良ゾイドの全回収達成とともに存在意義を失う組織であり、将来的には解体され、設立が予定されているエウロペ連合武装自警隊への編入が予定されている。

  • 統合本部
    エウロペ北大陸西部の都市国家ギンギアナム領に構えられている、ガーディアンギルドの最高施設。
    新人の採用・教育やゾイドを用いた戦闘訓練、さらに各基地から集められた野良ゾイドを集積し、帝国・共和国に返還するための手続きまで行える施設を擁し、軍とギルドをつなぐターミナルとしての役割を持つ。
  • 前線基地
    実際に野良ゾイドを回収する実働部隊が常駐する基地。
    大陸各地に存在し、その大きさや役割によって中・小の2クラスにカテゴライズされる。
    • 中級基地
      5機以上の戦闘用ゾイドとそれらを同時に運用できるだけの人員が常駐し、なおかつ捕獲した野良ゾイドを一時的に保管できるだけの駐機設備と、人員の生活施設が確保されている基地。
      人員の生活スペースが本館となる基地設備の周囲を1週する四角いリング状の空間内に設けられているのが特徴で、基地側の建物と数箇所の通路で繋ぐことで公私を完全に隔てるようにデザインされている。
      また格納庫は本館の下層に半地下で設けられているため、外観的にもコンパクトにまとまっている。
      基地の名は指揮する司令官の名をとっており、本編の舞台となるベースバーガンディーもこのクラスに相当する基地である。
    • 小級基地
      2機以上の戦闘用ゾイドと必要人員を擁する基地で、大陸各地に多く存在する。
      その他項目は中級基地に準ずるが、ランニングコスト削減のために中級基地ほどの整った設備を持たないことが多い。

◆EPISODE-03 予兆
◆EPISODE-04 急襲
◆EPISODE-05 覚醒(前編)
◆EPISODE-06 覚醒(後編)



=登場人物・搭乗機=
 |-■ガーディアンギルド
 |-■ガイロス帝国軍



■用語集



■同人誌版











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