黒燈がデザインしたオリジナルゾイドの線画です。
3DCG作品も基本的にこの絵を元に作成しています。

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009


■ダスクフレイン■

ネオゼネバス帝国軍ドラゴン型ゾイド。
希少なレドラーの大型亜種のゾイドコアを、オーガノイドシステムの技術転用によって培養することで実用化に成功した、
帝国軍史上初の超大型戦略爆撃機である。
飛行ゾイドとしては最大級の爆弾倉を腹部に持つほか、主翼の下部には15連装ミサイルポッド2基、胸部には空対地ヘビーマシンガン4基が装備され、
名実共に史上最大級の爆撃力を誇る。
あまりの重武装・重装甲により、大型マグネッサーウイングとロケットエンジンを搭載しているにも関わらず
最高速度はマッハ1.8と、他の飛行ゾイドに比べ見劣りするものの、胴体の側面と後部には計17門の対空レーザーを持ち、
対地・対空死角のない攻撃範囲を有するため、対戦闘機戦になったとしても遅れをとる事はない。
全弾投下の後は主翼を強制排除することで陸上戦闘すら可能であり、
その際は胸部のマシンガンとデスザウラー級の威力を持つ爪と尾を用いた格闘戦を展開する。


008


■クルーエルアルミティ■

主戦場が中央大陸に移ったことでバーサークフューラー野生体の確保が困難になったネオゼネバス帝国軍が、
新たな主力機として開発した機体。
ティラノサウルス型の近縁種である中央大陸産のアルバートサウルス型野生体をベースとしているが、
本体は全て完全新規パーツでで製造されている。
バーサークフューラーがニクスでの任務柄から高機動万能型の機体だったのに対し、本機は純粋な強襲戦闘用の機体として設計されている。
バスタークローやブースターパックなどの高性能な武装が無い分、直接的な戦闘能力ではフューラーに劣っているものの、
それら製造コストのかかる装備や荷電粒子砲をも廃したことによって、1機あたりの製造コストはフューラーの60%にまで抑える事に成功している。
火器は口腔内のマシンガン、背部のビームキャノンと脚部上部の内蔵型ミサイルポッドのみとシンプルだが、
アイアンコングにも引けをとらないパワーと格闘能力は、強襲ゾイドとしては極めて高いレベルで確立されており、
そのパワーと生産数は当時の共和国軍にとって正に脅威だったという。


007


■ガンホール■

共和国軍がカノントータスの後継機として開発を進めていたノドサウルス型砲撃戦用ゾイド。
開発当時実戦配備されたライガーゼロパンツァーの戦闘データもフィードバックされており、
各部装甲内にミサイルを装備することで、小型ゾイドとしては驚異的な砲戦能力を有する。
ネオゼネバスの共和国首都侵攻の際に実験機は全機破壊され、ついに実戦に出ることはなかった。
のちにZOITEC社が開発したBLOX『ボルドガルド』にこの機体の開発データが流用されたと言われているが、真相は定かではない。


006


■ヴェナトラプター■

プロイツェンの反乱によって崩壊したガイロス帝国軍再編の一端として考案された、次世代小型主力機候補の1つ。
実戦データの豊富なヴェロキラプトル型野生体をベースとした機体であり、
レブラプターの後継機としての性能を与えられているが、オーガノイドシステムは搭載されていない。
レブラプターのものを発展させたカウンターサイズをはじめ、尾の先端にもブレードが追加された他、
脚部にはジェノブレイカーのものを参考に簡略化したウエポンバインダーを標準装備しており、
近距離射撃能力も向上している。


005


■ストライクアクシス■

ディバイソンの支援機として計画された共和国軍シカ型ゾイド。
高い脚力と走破性を誇る格闘戦及び突撃用の機体だが、城砦攻略よりは対ゾイド突撃力に優れる。
完成を前にブロックスゾイドの実戦投入が決定し、量産化には至らなかったが、
角を広域アンテナに改造された機体の目撃報告もあり、極少数が実戦投入されているようである。


004


■ブロードタガー■

侵攻するネオゼネバス帝国軍に対し中央大陸各地でゲリラ戦を展開する共和国軍が開発したパラサウロロフス型ゾイド。
頭部のカメラポッドと大型ブレードセンサーや背部のレドーム、尾の下部に装備された対地センサーなど最新鋭の索敵装備を全身に満載し、
その索敵能力はゴルヘックスにも匹敵する。
また、野生体に比べ前脚を小型化した事による完全2足歩行の実現と背部に備えられたブースターのほか、
電子機器への衝撃緩和の為の大型のショックアブソーバーを後脚部に内蔵することによって、
電子戦用ゾイドとしては画期的といえるほどの機動性を持たせることに成功した。
背部レドームの両サイドには8連装ミサイルポッドと160mmロングレンジキャノンが装備されており、
高性能な索敵装備で敵の位置を把握しつつ攻撃地点まで迅速に移動、高い火力で打撃を与えるという、
ゲリラ戦において効果的な戦闘スタイルが実現可能な機体として開発が進められていたが、
ゴルヘックスの2倍以上に達する全高と1体あたりの生産コストが仇となり、量産化は見送られた。
現在では少量生産された26機が前線に配備されている。


003


■ナイトシュロード■

ネオゼネバス帝国軍がグランドセイバーと同時期に開発を進めていたハイエナ型ゾイド。
元はガイロス帝国軍が対コマンドウルフ用次世代支援用高速戦闘ゾイドとしてプランニングされていた機体であったが、
野生体がオーガノイドシステムの搭載に不向きな性質である事が発覚した為に、ライトニングサイクスにその座を譲った機体でもある。

本機はその実験機と開発データを奪取したネオゼネバス帝国軍が実用化したものである。
その当時、高速戦闘隊に配備されていたゾイドはライガーゼロイクスとガンタイガーのみ。
両機種とも高性能機ではあったが、その機体サイズゆえの絶対的な性能差は埋めようがなく、
連携作戦においてはその差が作戦に支障をきたす事もあった。
その差を埋めるべく配備された本機はライガーゼロイクスのサポート機として、
またガンタイガー部隊の指揮機として、期待通りの活躍を見せた。
主な武装は強力な牙と爪、腰部に装着されたビームガンとマシンガンとシンプルにまとめられており、
特に腰部の火器は前後左右、更には上面までも死角のない射撃範囲を有し、
帝国軍高速戦闘隊の運用性の幅を大きく向上させた。


002


■グランドセイバー■

ネオゼネバス帝国軍が、ライガーゼロの生産性の悪さをカバーする為に投入した高速戦闘用ゾイド。
バスターシエル同様、外観は旧ゼネバス製ゾイドであるサーベルタイガー(現セイバータイガー)のものを意識的に踏襲しており、
兵士達の戦意高揚に貢献したと言う。
また、最高時速は290キロと低めに設定されており、これは随伴気であるガンタイガーとの連携を容易にする為である。
首から下顎にかけて大型の油圧シリンダーを備え、これによって噛み砕く力は四足獣型ゾイドの中でも最高レベルとなった。
頭頂部に2連速射砲、胸部にレーザー機銃4門を備え、高速戦闘中でも効果的な射撃ができるほか、
背部に装備した260mmリニアキャノンで突破口を開くなど、そのパワーと機動性を生かした戦法を得意とする。
ライガーシリーズの台頭で影の薄くなったタイガータイプの存在を再び世に知らしめた名機として、兵士達からの人気も高い。


001


■バスターシエル■

ネオゼネバス帝国軍が陸軍戦力、特に突撃部隊の強化再編の際に主力として開発を進めていたトリケラトプス型ゾイド。
そのレッドホーンに酷似したフォルムは、ゼネバス復権という印象を与える事で兵士の士気を高める狙いがあったという。
技術的にもレッドホーンのそれをより高いレベルにシフトした設計となっており、特に脚部が大型化したことでより高い走破性、瞬発力を得た。
頭部の襟飾りには新開発のアンチビームメタルを採用し、レッドホーンに比べ防御力も向上している。
また、腹部側面には共和国軍のライガーシリーズを参考にした展開式ミサイルポッド、背部には2連装リニアランチャー、
さらに全方位射撃が可能な新装備『外部荷電粒子砲』を備え、火力もダークホーンと肩を並べる程の物に仕上がっている。










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