■機体解説
エウロペの巨大コングロマリット企業『センリッジ・インダストリー』が初めて実用化に成功した小型の飛行ゾイド。
共和国軍から払い下げられたプテラスを参考に開発されたため、主翼をはじめ各部に似通った機構が見受けられる。
機体サイズに対して主翼の翼面積が大きく、また尾翼には6枚もの可変ウイングを採用しているため、極めて高い安定性を誇る。
エウロペの対野良ゾイド自衛組織『ガーディアンギルド』に売り込む事を前提に開発されたため初期状態から各種武装を搭載しているが、威力自体は高くない。
またボディの一部を改修し、胴体後部にカーゴスペースを増設したモデルも存在し、これは救急救命や輸送用の機体としての市場流通を目的とした仕様である。
胴体後部に増設された救命用ポッドには2名の救助スタッフが乗り込み、負傷者を即座に回収し、持ち前の飛行安定性と機動性を生かして医療施設へと迅速に搬送する。
もちろん、開発元であるセンリッジ社でも運用されており、主に輸送や広報などで利用され、独自のペイントを施されたビルガーがエウロペ各地をせわしなく飛び回る姿を見ることが出来る。

主翼・尾翼展開 前
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主翼・尾翼展開 後
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救命ポッド
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■製作後記■
『ラプタータイプの胴体にティラノ系の腕を生やしたら鳥っぽく見えるな』というのが今回の製作の発端。
予想以上の鳥っぽさに惚れてしまい、アリーナ参加を申請してしまいました。
スナイプマスターの胴体にバイオティラノの脚を生やして、プテラスと武者頑駄無のウイングを合わせて主翼を作成。
頭部はスピノサパーを使いましたが、塗り分けでここまで鳥っぽくなるとは正直思いませんでした(笑)。
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