■機体解説
拠点の防衛・迎撃用として開発されたガイロス帝国のカニ型ゾイド。
主に沿岸部での敵上陸部隊の侵攻を阻止するために使用され、横方向に移動するというカニ型野生体の習性を生かした軌道で敵の攻撃を回避しつつ、前頭部に装備された高出力のレーザーガンで確実に目標を撃破する。
また、両腕のレーザーシザースによる近接戦闘、胴体下部に装備された対人機銃による歩兵への攻撃など、対人、対ゾイド両面で優れた迎撃能力を有する。
さらに、レーザーシザース基部には超振動発生器を装備。砂浜などの軟らかい地面を瞬時に液状化させることで短時間で地中への潜行が可能であり、ガイサックのように地中からの奇襲攻撃も可能である。
ただし、最高速度及び機動性は戦闘用ゾイドとして最低クラスであり、あくまで移動砲台+αとしての運用を想定した部隊単位による迎撃に特化した機体であると言える。
西方大陸戦争時における第二次全面会戦の失敗を受け、来る本土決戦に向けて配備が進められていたが、鉄竜騎兵団の攻撃によってその大半が消失している。

爪は外・内側ともに可動
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コクピットオープン
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■製作後記■
ジャンク箱とブロックスとのにらめっこの結果生まれた偶然の産物
です。
お手軽改造ということでパーツの加工は最小限にとどめ、接着剤すら使っていません。
カニっぽさ優先で、武器系統は考えず作りました。
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